「なんと信仰のない、よこしまな時代なのか。いつまで私はあなたがたと共にいられようか。」
マタイによる福音書17章17節より
私たちはトップページにあるように、SDGsや起業理念、活動理念を掲げていますが今の時代にあってどのように考えているか、改めて施設長にお話を伺いました。
Q1.「SDGsの2,3,15,16をどのように意識して実現しようとしているか、特に16の『平和と公正をすべての人に』について教えてください。」
A1.「まず私たちは自然農法に取り組んでいますが、それと同時に平和の種まきもしたいと考えています。そもそも農業も平和だからこそこうやって行えていますが、一旦戦争になったら場合によっては徴兵されたり、軍需工場で働くこともあるかもしれません。なので平和な時にこそ平和と食料の大切さを考えています。食は人の天なり、平時でも戦時でも大切にしたいです。
またここはキリスト教の施設ではありませんが、私自身がクリスチャンなので平和を説きたいと考えています。」
Q2.「昨今の世界情勢で気になっていることを教えてください。」
A2.「グローバル化が進みましたが、日本の食料自給率が心配です。食料安全という意味でも自給率は高めたほうが良いのではと考えていますね。聖書ではヨセフが豊作の時に備蓄しました。
日本の特にお米なんかは余ったら輸出したりすればよいのにとも考えています。現に一部の個人農家さんで海外に輸出している例もあるようです。」
Q3.「最近特に人々の分断、格差が大きくなっていますがどうお考えでしょうか。」
A3.「分断ということについて、大国による現状変更の試みが心配です。特に近隣国の動向が気になります。日本が第2のウクライナにならないか、個人的に考えることがあります。
あと格差についてですが、既存の仕組みの悪い部分が出てきてしまっているので、何か良い知恵はないか私自身考えています。」
Q4.「AIと量子コンピュータの組み合わせが実現する可能性が出てきていますが、そうなった時にどのように向き合おうとお考えでしょうか。」
A4.「ツールというものは良いことはもちろん悪いことにも使われます。AIやドローンなどは兵器となっていますし、使い手に大きく依存します。私が危惧するのはAIと量子コンピュータの組み合わせから最強の偶像、AI教祖が誕生する可能性についてです。それがフェイクやもっともらしい理屈で現実に介入してきたら、と考えると恐ろしいですね。
そういったものが出てきたときに、流されないよう心の準備をしておきたいです。」
まずお忙しい中お話をしてくださった施設長に感謝いたします。
テクノロジーの進歩に対して我々人類自身の進歩は亀の歩みだと思います。
情報過多、対立、格差など色々と混迷する世相ではありますが、活動理念の愛・希望・平和を胸に安易に流されず日々を全うしてゆけたらとあらためて思いました。
兼良筆